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世界の凄い場所を調べるお

世界の秘境、極地など、興味深い土地を紹介します。

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硫酸の湖、青く燃え上がる斜面を持つジャワの「イジェン山」



インドネシア、ジャワ島にある火山「イジェン山」。夜間には青い炎で覆われた姿を見ることができる。この青い炎は摂氏600度という高温で噴き出した硫黄ガスが燃焼したもの。また、その硫黄ガスが液状化し、青い火がついたまま山の表面を流れるために、山全体が青い不気味な炎に包まれているように見える。

また、イジェン山の火口湖である「イジェン湖」は深い緑色の美しい湖面をしているが、その湖水はpH0.1とも0.5とも言われる強酸性であり、触るだけでも危険。ちなみにpH1は塩酸、pH0だと鉛蓄電池の溶液(希硫酸)くらい。イジェン湖は世界最大の高酸性火口湖としても知られています。


最も大きな活火山10選



Youtubeを見てたら「10 Most Active Volcanoes」という動画が。最も大きな活火山10選といったとこだろうか。火山国としては気になるところ。


10.セントヘレンズ山 (Mount St. Helens) - アメリカ
オレゴン州ポートランドの北東85kmにある山で、先住民からは「煙と火の山」と呼ばれている。1980年に大噴火を起こした。

9.サンガイ山(Sangay) - エクアドル
標高5,230mの火山。世界遺産サンガイ国立公園の名前の由来になっている。同国立公園にはトゥングラワ山という火山もあり、こちらは毎年のように小規模な噴火を起こしている。

8.ラスカー山(Lascar) - チリ
1993年の大噴火では1,600km離れたブエノスアイレスでも降灰が記録された。最も最近の噴火は2013年のもの。

7.ヤスール山(Mount Yasur) - バヌアツ
「世界で最も火口に近づける活火山」として有名。標高は361mと低い。

6.サンタマリア山(Santa María) - グアテマラ
1902年の大噴火は20世紀三大噴火の一つされる。3万年前から始まったとされる噴火活動は今も続く。

5.ストロンボリ島(Stromboli) - イタリア
シチリア島の北に浮かぶ島。溶岩を火口周辺に吹き上げる噴火形態「ストロンボリ式噴火」の名前の由来となっている。

4.ニーラゴンゴ山(Mount Nyiragongo) - コンゴ民主共和国
直近では1977年、2002年に大きな噴火を起こしているアフリカ屈指の火山。北にはニアムラギラ山がある。

3.ピトン・ドゥ・ラ・フルネーズ山(Piton de la Fournaise) - レユニオン
「レユニオン島の尖峰群、圏谷群および絶壁群」として世界遺産にも登録されている。登録された年(2010年)に噴火している。

2.エトナ火山(Etna) - イタリア
シチリア島東部にあるヨーロッパ最大の活火山。2013年に世界遺産に登録。

1.キラウエア火山(Kīlauea) - アメリカ
20世紀中に45回の噴火を記録するなど、世界でも最も活発な火山の一つ。1981年の噴火は32年経った現在も続いている。


有史以来最大の噴火をしたことで知られるインドネシア「タンボラ山」



インドネシア、スンバワ島にある火山「タンボラ山」。スンパワ島北部にあるサンガル半島のほぼ全てがタンボラ山である。

このタンボラ山は「有史以降最大規模の噴火」をした山として知られています。1815年に起きた大噴火は噴出物の総量150m3に及び、4,000m近い標高だった山が2,851mになってしまったといいます。山頂には巨大な火口ができ、半径1,000キロの範囲にまで火山灰が降り注いだといいます。その影響か、翌1816年をヨーロッパ、北米では「夏のない年」と呼ばれる異常気象になり、農作物が壊滅的な打撃を受けたそうです。