七色に輝く湖「グランド・プリズマティック・スプリング」 一説によると富士山の過去最大の噴火時のパワーの2,500倍もの力を秘めていると言われるアメリカ、イエローストーン。研究の結果、地下のマグマだまりのサイズは、ほぼイエローストーン国立公園全体の面積に等しい超巨大なものだという事が確認されている。60万年周期で巨大噴火をしており、前回の巨大噴火から64万前の現在はまさに「いつ噴火してもおかしくない」とも言える。そのイエローストーン国立公園内の観光スポットの一つとなっているのが、「グランド・プリズマティック・スプリング」である。湖の周囲の変色している部分はバクテリアによるものであり、中心部分はあまりの高熱のためにバクテリアが繁殖しないために水色のままであるという。恐ろしさと幻想的な光景のミスマッチが魅力的。 http://terribleplace.omaww.net/Entry/60/七色に輝く湖「グランド・プリズマティック・スプリング」
サハラ砂漠内に孤立した岩塩鉱床「タウデニ」 マリ共和国の北部、サハラ砂漠のまっただ中にあるタウデニ。古代の塩湖の湖底に分厚い岩塩の鉱床が広がり、それを昔ながらの方法で取り出している。一番近い集落までは約500kmも離れており、陸の孤島と言えるであろう。あまりに孤立した場所のため、かつてマリが独裁政治下におかれていた時代はここに政治犯収容所があった。 http://terribleplace.omaww.net/Entry/59/サハラ砂漠内に孤立した岩塩鉱床「タウデニ」
恐竜絶滅の原因?「チクシュルーブ・クレーター」 メキシコ、ユカタン半島再北西に位置するチクシュルーブの地底深くには隕石によるクレーターが沈んでいる。いわゆるチクシュルーブ・クレーターである。この衝突が、恐竜を含む大型爬虫類はじめとする多くの生物が絶滅した白亜紀末の大量絶滅(K-T境界)の、もっとも有力な原因と考えられている。衝突時のエネルギーは広島型原子爆弾の約10億倍、衝突地点付近で発生した地震の規模はマグニチュード11以上、生じた津波は高さ約300メートルと推定されており、いかにその衝撃が物凄いものだったかを知ることができる。ユカタン州の州都メリダがあるのは、このあたり。 http://terribleplace.omaww.net/Entry/58/恐竜絶滅の原因?「チクシュルーブ・クレーター」